フィルムはKODAKのSUPERGOLD400です。
同じ28mmの画角を持つGR DIGITAL、RICOH R8と比較してみました。
フィルムはEPSONのPM-A890という複合プリンターでスキャンしたままの無補正です。
画像の縦横比はプラスチックカメラのほうが3:2に対し、デジカメは4:3になっています。
コンビニ駐車場の革カブ。周辺光量落ちと、ゆがみが目立ちますね。



近くのショッピングモール。こういう構図ならゆがみも気になりません。



夕暮れ。これはかなり健闘しているのでは。



薄曇りの駅前。なぜかセピア調?露出不足なのかもしれません。



フィルム1本撮っての感想は・・・
【ファインダーは飾り】
50ミリ相当くらいの範囲しか見えないので、どこまで写るかはまったくわかりません。
今回は比較のため、GR DIGITALで構図を決め、だいたい同じ位置・方向でシャッターを切りました。
【巻き上げ失敗連発】
1枚分巻き上げるとストップするようになっていますが、勢いよく巻き上げるとストッパーを超えて次のコマにかかってしまいます。半分次のコマにかかった失敗作が多発しました。
注意してゆっくり巻き上げれば大丈夫です。
【でも味はある】
粒子の粗さはフィルムスキャナの性能の問題もありそうです。
ASA400のフィルム、という点も関係あるかもしれませんが、ASA100だと暗すぎると思います。
周辺光量落ちやゆがみも含めてすべて「味」と考えればなかなか面白いカメラですね。